AIが救命救急を助ける。

今も昔も、医療系のドラマって非常に多いですよね。突然運ばれてきた重症患者を手術する救急医療の醍醐味のようなシーンは、手に汗握る展開に図らずも作品に没入してしまう人も多いはず。漏れずに筆者もその一人です(笑)

 

今回は、そんな救急医療を将来、AIが助けることになるだろうという論文です!!

 

救急医療において大事なことは、もちろん担当する医師の腕や、設備など様々だと思いますが、実は、一番大切なのは、どの人が重傷でどの人は大丈夫ということを即座にトリアージすることだと言われています。この判断に時間がかかったり、ミスが生じた場合、一分一秒を争う救急医療において大変な事態を招くことになります。

 

CNNによる画像認識により、過去の症例データを機械学習させることで、人間が判断するよりも高い精度でミスなく判断することができるという結果が出ました。具体的には、94%の精度で判断することができるという結果になりました。

 

なぜAIのほうが、精度の高い判断ができるかというと、AIは膨大なデータを解析し、それを記録することで客観的な判断ができるからなんです。加えて人間のように、その日のコンディションに左右されないため、高い精度を常に保つことが出来ます。

このようなAIの導入は、特に、十分な設備が整っていない農村地帯において力を発揮すると言われています。

 

今回は救急医療に関する論文をピックアップしました!!

私事ではありますが、AIに関する論文を探していると圧倒的に多いのがこの医療系の論文なんです。というのも、AIの強みとして『画像認識』や『テキスト認識』があるため、X線やMRIの画像データ、血液などのさまざまな数値データ。

データを読み取ることに関しては残念ながらAIのほうが人間よりも何倍もうわてです。さらに医療はいつの時代も訴求性も高いため、AIの論文は医療系が多い傾向になるんですね。(以上、筆者からのいいわけでした)

【関連記事】

AIで医療の未来はどう変わる?
AIが今熱い!医療分野の未来を支えるAIスタートアップ
救命救急におけるAIの現状と問題点

 

Yosef Berlyand et al.(2018).How artificial intelligence could transform emergency department operations.American Journal of Emergency Medicine.

 

ライター:

株式会社wevnal Chatbot AI事業部 木村駿