そもそも医療分野になんでAIが必要なの?

これからの医療はAIが導入されることがほぼほぼ確実になっています。ニュースや雑誌、インターネットでもよく見る話だと思うので今、読んでいる方もそこに関しては何も疑問点はないと思います。

しかし、「そもそもなんで医療分野にAIって必要なの??」という素朴かつ核心を突いた質問があるのも事実。今回はそんな疑問に答えていきたいと思います!!

AIで医療をアップデート

AIが医療分野において一番効果を発揮する領域は『放射線科』だと言われています。放射線科はX線やMRIといった画像を取得して体内の異常を発見する科です。しかし、画像から病気を発見するというのは実はかなり難しく、2014年の調査では診断が遅れていた656症例のなかでも196例が正確な診断をされなかったという報告が出ています。

この数字を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれかもしれませんが、約30%の症例が診断ミスを起こしていたということです。経験豊富で多くのケースを知っている医師が迅速に診断を行うことができていたら診断ミスは少なくなっていたでしょう。

 

AIの強みは人間の脳と比べ、膨大なデータを大量に包含し、解析できるところにあります。そのため、我々の目ではわからない異常まで発見することができてしまうのです。

 

今回は、AIがそもそもなんで医療分野において活躍が期待されているかをご紹介いたしました。医学部に行っている人はわかるかと思いますが、とんでもない勉強量と実績が正しい診断をするうえで欠かせなかった時代が終わりを迎えようとしているかもしれません。

しかし悲観することはないと思います。AIが仕事を奪うなどと言われていますが、人間対人間という構図は我々が活きていくうえで確実に必要な時間だからです。AIに仕事を任せたあと、どのようにして生きていくかを考えることが、これからの時代重要なのだと思います。

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Mohammad IhsanFazal et al.(2018).The past, present and future role of artificial intelligence in imaging.Ragiology.

 

ライター:

株式会社wevnal Chatbot AI事業部 木村駿