AIは社内を活性化する。

AIの機能として、画像認識や音声認識といったすでに世の中に出ているデバイスに搭載されているものが良く知られていますよね。

AIは膨大なデータを解析することで、人間では思いつかないような解決策を提示することに長けています。
そのため、画像認識やテキストマイニング、さらに音声認識といったことを行うことで、人同士のコミュニケーションを効率化し、ある問題に対する解決策を導き出すことができるのです。

データーから幸福度を測るのが可能に?

 

問題解決策の例として、組織経営に活用する動きが始まっています。名札型のウェアラブルセンサや腕に付けることができるリストバンド型センサが初めは主流でした。これらは24時間、人間の心拍数や歩数などの動的データを取得できるため、身に付けている人のさまざまな行動予測をすることができます。

著者はこれらの動的データから、幸福度を測れるのではないかと考えました。ウェアラブルデバイスを身に付けた社員に、一日の幸福度と、その日の動的データを取らせ、解析した結果、相関関係が強いことが分かりました。

このデータを基に、今日はだれに声をかければよいかや、どのように声をかけるとこの人はよい働きをするかを予測することが可能になりました。

 

21世紀まで世の中は「モノづくり」が経済を支える根幹となっていました。しかし、21世紀に入り、モノがあふれている今必要とされていることは、「サービスの向上」です。しかし、サービスの向上はモノのように個数で表せる指標がないため、何となくでやり過ごしてきた部分が多くありました。それは社外に向けても社内に向けてもです。しかし、今回の実験で曖昧だったサービスの質を、指標化することができるかもしれない結果が出ました。今後、私たちが当たり前だと思っていたサービスが、がらりと代わる可能性もありますね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

 

矢野和男 (2016)人工知能は組織とコミュニケーションをどのように変えるか.組織科学.

 

ライター:株式会社wevnal AIChatbot事業部 木村駿