マクニカとALBERT、AI社会実装を加速する「マルチモーダルAIライブラリ」を提供開始 ~技術検証を最短1ヶ月で実施、スピーディな導入と継続的な運用を可能に~

マクニカとALBERT、AI社会実装を加速する「マルチモーダルAIライブラリ」を提供開始 ~技術検証を最短1ヶ月で実施、スピーディな導入と継続的な運用を可能に~

株式会社マクニカ・株式会社ALBERT

3つの要点
✔️ マルチモーダルAIを活用した画像キャプション生成自動化ライブラリの提供
✔️ 株式会社マクニカと株式会社ALBERTの協業による技術
✔️ 最短で技術検証を実施し、運用を行うことを可能にする

AI-SCHOLARからのワンポイント解説

今まで研究では行われていたが、明確なビジネス活用が少なかった、マルチモーダルAI(複数のモーダル情報を処理するAI)。人間は正しい情報を処理するために視覚・聴覚などの複数のモーダル情報を組み合わせることで高精度な認識を可能にしています。今回の株式会社マクニカと株式会社ALBERTのご提供する画像キャプション生成の自動化技術もこのマルチモーダルをメインにおいた最先端技術と言えるでしょう。

半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、資本金:111億94百万円、以下マクニカ)と株式会社ALBERT(アルベルト、本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:松本 壮志、資本金:10億22百万円、以下ALBERT)はこのたび、画像キャプション生成の自動化を実現する、マルチモーダルAIを活用したライブラリの提供を新たに開始いたします。これにより多面的な情報を組み合わせて人間の判断に近いライブラリを手軽に利用することが可能となり、ユーザーの事業領域におけるマルチモーダルAIの導入を拡大し、AIの社会実装を加速させます。

AIに対する知識・理解が深まり実装による新たな価値創出に取り組む企業も多くなってきた中、課題となっているのがAIの精度の向上です。(図1)

「マルチモーダルAI」とは、現在のビジネス領域で広く活用されている「特化型AI」に分類される画像認識や音声認識などを複合的に処理・判断することが可能なAIです。これにより、多様な情報を統合して判断する熟練者の問題処理能力に近づくことが期待できます。今回はマルチモーダルAIのうち、画像とテキストデータを学習し、画像キャプションの自動生成を可能にするライブラリを開発、提供を開始します。ライブラリとして提供することで、お客様は明確な期間とコストを把握したうえで最短で技術検証を実施し、運用を開始することが可能となります。

ユースケース:保険業界のレポート作成業務効率化

テレマティクス保険やリスクアセスメントなどのレポート作成業務の中には、収集した動画データを目視で確認して手動でのレポート作成が必要なケースがあります。この作業には人手がかかり、個人の作業に依存してしまうという課題があります。マルチモーダルAIを活用することにより、動画データのインプットから状況のテキスト化までを自動化し、レポート作成業務時間短縮などの効率化が期待できます。

マルチモーダルAIって少し理解しづらいですが上記説明であれば、動画データには(どこまでを使用するかにもよりますが)、音声(モーダル)や動画(モーダル)など、様々なモーダルを実際は使用できますよね。画像キャプションであれば、事故レポートのテキスト(モーダル)とそれについた画像(モーダル)で精度の向上ができそうですよね!

マルチモーダルAIとは

マクニカとALBERTは、今後も、両社の知見・サービス・テクノロジーを融合した協業を行い、企業の新たな価値創造と変革を伴走型パートナーとして支援します。

マルチモーダルについてはこちらで詳しく説明しています。これを読んだ後に再度この記事を読むことで、今回の記事の位置付けも明確になってくると思います。

※1 Re:Alize:AI の技術検証から運用開始までを最短1ヶ月で実現し、その後の継続的な保守・運用をサポートするサービスです。
※2 ライブラリ:ARIH における約300 件のAI プロジェクト支援実績で培った知見・ノウハウ並びに前処理やAI アルゴリズムを、業界や課題ドメイン毎に共通化し、再利用可能な形にしたものです。こちらにこのたびの「マルチモーダルAI ライブラリ」が追加となります。
詳細はこちらをご覧ください。
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

株式会社マクニカ について

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国84拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

代 表 者 : 代表取締役社長 原 一将
所 在 地 : 横浜市港北区新横浜1-6-3
設 立 日 : 1972年10月30日
事業内容 : 半導体・集積回路などの電子部品の輸出入、販売、開発、加工、電子機器並びにそれらの周辺機器及び付属品の開発、輸出入、販売、その他

株式会社ALBERT について

日本屈指のデータサイエンスカンパニー※として、ビッグデータアナリティクス領域において最適なソリューションを提供しています。コアとなるアナリティクステクノロジーを用いた「AI活用コンサルティング」「ビッグデータ分析」「AIアルゴリズム構築とシステム開発・運用」「AIを用いた独自プロダクトの提供」等のデータソリューション事業を通じて、より良い社会の実現を目指しております。また、国内においてデータサイエンティストが圧倒的に不足している現状を改善すべく、これまでに培ったノウハウを元に「データサイエンティストの育成支援」を行なうことで、データ活用のプロフェッショナル人材育成に貢献します。※データから価値を創出し、ビジネス課題の解決を実現するプロフェッショナル集団

代 表 者 : 代表取締役社長 松本 壮志
所 在 地 : 東京都新宿区北新宿2丁目21-1
設 立 日 : 2005年7月1日
証券コード : 3906
事業内容 : データソリューション事業AI活用コンサルティング/ビッグデータ分析/AIアルゴリズム構築とシステム開発・運用/AIを用いた独自プロダクトの提供/データサイエンティストの育成支援 

本リリースに関するお問い合わせ先

■株式会社マクニカ
https://www.macnica.co.jp/
経営企画部 広報企画課 宮原
e-Mail:macpr@macnica.co.jp
TEL:045-470-9851

■株式会社ALBERT
https://www.albert2005.co.jp/
経営戦略部 IR広報セクション 大江、鈴木
TEL:03-5937-1610

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