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気まぐれAIニュース7/10〜7/17(最近話題になったAI/機械学習界隈のトレンドまとめ)

気まぐれAIニュース7/10〜7/17(最近話題になったAI/機械学習界隈のトレンドまとめ)

その他

この記事は、編集部のMが独断で面白いと思ったAI界隈のニュースや、トレンドをさらっと紹介するというものです。今回は、直近1週間くらいの間に話題になったニュースを扱っています。

AI関連求人の成長が鈍化(Indeed調査)

過去数年でAI関連求人の伸びが鈍化し、AI関連の仕事への関心が低下しているという調査結果をIndeedが明かしています。調査によれば、2018年5月〜2019年5月までのIndeed上でのAI関連求人は29.1%増加したものの、これは2016年5月〜2017年5月までの136.2%、2017年5月〜2018年5月までの57.9%に比べて低下しているとのこと。一方、求職者によるAI関連求人の検索数は横ばいになりつつあり、2017年5月〜2018年5月は31.9%増加したものの、2018年5月〜2019年5月では14.5%減となっています。AIの求人掲載率が低下 

AIで日本史研究者やマニアが狂喜乱舞する「くずし字」の翻訳ツールが開発

いまや読める人は一部の専門家以外ほとんどいないとされる「くずし字」を自動で読み取って現代語に翻訳するOCR「KuroNet」が発表されました。Google翻訳アプリに撮影した画像にOCR(文字認識)をかけ翻訳する機能がありますが。KuroNetもそれと同じように撮影した古文書にOCRをかけ、現代語に置き換えます。1ページの置き換えにかかる時間はわずか2秒だそうです。


AIで日本史研究者やマニアが狂喜乱舞する「くずし字」の翻訳ツールが開発

音楽業界のAI活用は3通り:デジタル音楽ジャーナリスト ジェイ・コウガミ氏に聞く

音楽業界における、AIの活用方法についての記事です。音楽業界で活用されるAIは、大きく3つに分類できるといいます。ひとつ目は楽曲作成などに使われる「AI×クリエイション」、ふたつ目は「AI☓レコメンデーション」。そして3目はレコード会社の業務や権利処理など、BtoBのソリューションとしてAIを活用する「AI☓ビジネス」です。アーティストのマーケティング活動、新人発掘など様々な用途についても紹介されていて興味深い記事になっています。 デジタル音楽ジャーナリスト ジェイ・コウガミ氏に聞く

6人対戦のポーカーでAIがプロのポーカープレイヤーを打ち負かす

Facebookとカーネギーメロン大学が共同で開発したAI「Pluribus」が、6人対戦のポーカーで勝利したと話題になっています。複数プレイヤーかつ不完全情報という難しい状態を扱っています。初めて3人以上のプレイヤが存在するゲームでプロを上回るA結果となったそうで、しかも相手は億を稼ぐこともあるトッププレイヤーだとか、、お金を扱う分野はこれからはAIの活躍の幅がますます増えていきそうです。詳細はScienceの論文で発表されています。  ついに6人対戦のポーカーでAIがプロのポーカープレイヤーを打ち負かす

アマゾン、米従業員10万人の再教育に760億円を投資へ

Amazonが7億ドル(約800億円)を投じて米国の労働者を再教育し、スキルのある技術職や非技術職に移動していくと発表しています。プログラムの狙いは、現在米国のAmazonで働いている従業員約30万人の3分の1が、より高度なスキルを求められるポジションや、より要求の厳しいポジションに移れるよう支援することだそう。データマッピングスペシャリスト、データサイエンティスト、ビジネスアナリスト、セキュリティエンジニアなどが含まれています。Amazonは社員再教育に800億円相当を投じ全社員の3分の1を高度な職種に再配置 

AIを駆使して液体が何かを瞬時に判断できる「電子舌」をIBMが開発

持ち運び可能な小型のデバイスで簡単に液体が飲むのに適したものか否かを判別できるような電子舌「Hypertaste(ハイパーテイスト)」をIBMが開発しています。ハイパーテイストはAIを駆使して複雑な液体も素早く識別可能となる、持ち運び可能な「電子舌」です。
IBMは湖や川での水質検査、製造業者による原料成分の確認、偽造ワインやウイスキーの識別などにおいての応用を予測しているとのこと。
分析結果はモバイルアプリ経由でチェック可能で、分析結果が出るまでの時間はわずか1分足らずだとか。

Hypertaste: An AI-assisted e-tongue for fast and portable fingerprinting of complex liquids

中国AI市場、2020年には103億ドル規模に【新華網 7/11】

中国インターネット協会(ISC)が、中国のAI関連産業の市場規模が2020年に約103億ドルまで拡大するとレポートを発表しています。中国では2018年、AIの市場規模が前年比52.9%増の約49億ドルまで拡大。2019年には約73億まで拡大すると見積もっています。なお、2018年末時点で中国のAI関連企業数は3341社で、これは世界全体での1万5916社の5分の1以上に当たるそうです。
2020年に71億元に達する中国のAI市場:報告

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