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研究から、仕事に。就活支援サービス「vistAI」

研究から、仕事に。就活支援サービス「vistAI」

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背景


現在、日本では深刻なAI人材不足に陥っています。デジタル化の波を作っていくためには、AI人材不足は致命傷になりかねません。

ただでさえそのような状況の中、AI人材を多く輩出する研究室の理系学生の就活は、大半が研究室の紹介に依存するなど、研究に追われ就活に十分な時間を充てることが出来ない実態があります。

本記事では、それらの課題を解決するべく生まれた就活支援サービス「vistAI(ビスタイ)」を紹介します。

「vistAI」は、多くの企業がAI人材を必要としている中、理系学生は十分に就職活動を行えていない、という現状を改善するために生まれました。

理系学生が、本当に自分にあった就職先を見つけづらいのには、以下の3つの理由があります。

研究活動に追われ時間がない

研究室によってはコアタイムが設定されており、学会などで期日に追われている学生は多くいます。また、そういった制約に縛られずとも、好奇心や探求心にくすぐられ、多くの時間を研究に充てている学生もいることでしょう。どちらにせよ、研究を活かした仕事に就きたいとは思いながらも、十分に時間を充てることが出来ていない学生がいるのが現状です。

研究室ネットワークが狭い

研究分野は研究室にとって多種多様であり、大まかに機械学習と括ったとしても、どうしてもある1分野の研究を行うネットワークは限られています。よって、志望する分野は研究室内のネットワークのみで情報が完結してしまいがちです。一見AI人材と関わりがないと思われる業界でも、新規事業や、事業拡大などでAI人材を欲している企業はたくさんあります。

研究を活かせる企業の存在を知らない

上記の2点から起きる現象ではありますが、結果として本当の意味で就職活動を行うことが出来ていない直接的な理由になります。本当の意味での就職活動とは、自分に合った企業を見つける、という意味合いで用いています。

サービス内容


本サービスは、人工知能に関わる研究を行っている学生と、AI技術を利用し、社会に大きな影響を与えうる企業マッチングするサービスです。

マッチング方法は単純で、学生は自身のプロフィールを埋め、企業が学生リストから選出し、アプローチをかけます。

 

学生が記入すべき内容としては、研究内容アウトプットの実績プログラミングのスキルなどです。学生時代に熱心に取り組んだ研究を、そのまま企業でも活かしたいという方に最適なサービスとなっております。これにより、自身の研究を活かせる仕事を探す手間が省くことができます。


研究内容の記入例

 

アピールできる内容は、以下の項目です。

・得意な言語の習熟度レベル

・得意な機械学習分野

・理解力や言語化する力

・発表論文等のアウトプット実績

以上の項目から、学生が身に着けたスキルセットや考え方が研究活動から把握することが出来ます。

まとめ


就職活動では、Web上で企業毎にエントリーシートを作成して提出し、面接審査などを通じて内定というのが一般的です。しかし、エントリーシートの作成には時間がかかりますし、そもそも応募する企業を絞るのにも、時間がかかります

就職活動で一番双方にとって不利益なのは、採用のミスマッチだと考えています。多くの時間を費やして、入社した結果合わなかった、、、という事例は、最も避けるべき事象です。

しかし、本サービスを利用すると、自分のプロフィールを一度作成すれば、企業からアプローチを受けることができます。企業は、学生の研究内容や、スキルを評価してアプローチするので、相互理解もスムーズに進みます

以下から詳細を確認できますので、AI関連の研究を仕事で活かしたいという方は、是非ご登録ください。

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早稲田大学大学院M1。大学院では、強化学習分野の研究をしています。

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