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スマホのカメラがセカンドオピニオンに。 顔だけで遺伝子性疾患を推定可能に

スマホのカメラがセカンドオピニオンに。 顔だけで遺伝子性疾患を推定可能に

論文

3つの要点
✔️ 神経発達障害を持つかどうかをスマホアプリで特定
✔️ 民族的な偏りが発生する可能性があるのが大きな課題   
✔️ 問題は認証技術の心臓となるデータが「サイロ化」されてしまう

Identifying facial phenotypes of genetic disorders using deep learning
written by Yaron Gurovich, Yair Hanani, Omri Bar, Guy Nadav, Nicole Fleischer, Dekel Gelbman, Lina Basel-Salmon, Peter M. Krawitz, Susanne B. Kamphausen, Martin Zenker, Lynne M. Bird & Karen W. Gripp 
(Submitted on 7 Jan 2019)

Comments: Published by Nature Medicine.
Subjects: Machine Learning

はじめに

1月7日にMedicine誌にて発表された論文で “Face2Gene” というスマートフォンアプリの現状と問題点についての研究が発表されました。同アプリは機械学習アルゴリズムなどを活用して、先天性の神経発達障害を持つかどうかを顔写真で特定しようというもの。医師はこの技術にのみ頼ることはありませんが、セカンドオピニオンとして活用することを想定しています。

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川合裕之 avatar
AI, IoTライター。新たな技術が如何に社会や日常に接続されるのか?をテーマに日々勉強中。人間でなくても出来ることを追求することで、逆説的になにが私達を人間たらしめているのかを考えます。アメリカ映画を中心にカルチャー系の記事も多数執筆。

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