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【基本編】画像認識に使用されるData Augmentationを一挙にまとめてみた!

【基本編】画像認識に使用されるData Augmentationを一挙にまとめてみた!

Data Augmentation

3つの要点
✔️ 画像分類タスクに必要不可欠なData Augmentationの体系をまとめた
✔️ 基本的なData Augmentationについて手法と利点/欠点をまとめた  

✔️ 基本的なDAは実装が簡単な上に絶大な効果を発揮する

A survey on Image Data Augmentation for Deep Learning
written by Connor Shorten, Taghi M. Khoshgoftaar
(Submitted on  06 July 2019)

Comments: Published by Journal of Big Data
Subjects: Computer Vision and Pattern Recognition (cs.CV); Machine Learning (cs.LG); Image and Video Processing (eess.IV)

導入

CNNは今や画像認識分野において欠かせない存在になっています。SoTAモデル(NoisyStudentSimCLRなど。)はいずれもCNNを使っており、これからもしばらく使われ続けていくでしょう。ただし、CNNにも欠点があります。それは「学習に大量のデータを要する」ということです。例えば医療分野などでは必ずしも大量のデータが手に入るとは限りません。それなら今ある画像データから新たな画像データを人工的に作ってしまえばいいのです。それを実現する技術こそが、Data Augmentation(データオーギュメンテーション、以下DA)なのです。この記事ではDAの種類およびまずは基本的なDAを例を用いながら紹介していきます。(本記事を書くにあたって、DAにはtorchvisionalbumentationsを使用いたしました。)

imageda_fig4

本記事では以下の流れで解説していきます。

  1. Data Augmentationの種類
  2. 基本的なData Augmentationまとめ
  3. 結論

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